2011年2月25日金曜日

“圧倒的な破壊力”を備えたハイエンドノートPC「FMV-BIBLO NW/G90T」を満喫する

 「FMV-BIBLO NW」は、富士通のコンシューマー向けノートPC「FMV-BIBLO」シリーズの頂点に立つAV機能重視のハイエンドモデルだ。

【拡大画像や他の画像】 【表:ベンチマークテストの結果】

 2010年1月の春モデルでフルモデルチェンジを果たし、液晶ディスプレイを大型化してフルHD表示に対応するなど、外観も中身もゴージャスに生まれ変わった。特に最上位モデルの「FMV-BIBLO NW/G90T」は、豪華な装備で注目度が高い。今回はそのパフォーマンスや使用感をレビューしよう。

 まず目を引くのは、ゴージャスという形容がピッタリとハマる大型のボディだ。液晶ディスプレイを前モデルの16型ワイドから18.4型ワイドへ拡大したことにともない、ボディも大型化した。具体的なサイズは452(幅)×315(奥行き)×43.3?51.5(厚さ)ミリで、重量は約4.5キロと、従来モデルの385(幅)×276.5(奥行き)×36.9?49.4(厚さ)ミリ/約3.4キロから大幅にスケールアップしている。

 さらに、この大型ボディを利用した新たな付加価値として、キーボード奥に高音域の出力を受け持つツイーターを備えた大型スピーカー、ボディ底面には低音域を担うサブウーファーを内蔵し、3ウェイ5スピーカーシステムをノートPCで実現している。この5スピーカーシステムが奏でるサウンドはやはり一般のノートPCとは別次元の奥行き感があるうえにクリアで、映画や音楽を観賞する楽しみを倍増してくれる。

 キーボードの左右奥に大胆な傾斜を付け、ツイーター付きのスピーカーをフィーチャーしたデザインのインパクトも強烈だ。大型の液晶ディスプレイ、テンキー付きのフルサイズキーボード、広大なメタリックブルーのパームレストととともに、フラッグシップを名乗るにふさわしい雰囲気を演出している。

●フルHD表示の18.4型メイン液晶+4型のサブ液晶ディスプレイも装備

 前述した通り、液晶ディスプレイは従来の16型ワイドから18.4型ワイドへ大型化し、新たにLEDバックライトを採用した。画面解像度も1366×768ドットからフルHDの1920×1080ドットになり、迫力がグッと増している。

 Blu-ray Discの映画タイトルなどフルHDで収録されているコンテンツを本来の画質で視聴できるほか、1024×768ドットの2.6倍以上という広大な表示面積はWebページなら横に2つ並べて無理なく閲覧可能だし、ワープロやPDFならA4見開きも実寸表示より小さいが、文字が読める程度に表示できる。クリエイティブ系アプリケーションのパレットなどを置くのにも都合がよい。

 表示品質も良好で、光沢仕上げされたパネルは明るく鮮やかな発色だ。低反射処理により、照明などの映り込みも比較的抑えられている。上下の視野角は狭いが、左右の視野角はノートPCの液晶としては広めで見やすい。

 キーボードの奥には、先代モデルから引き継ぐ「タッチスクエア」と呼ぶ4型ワイドのタッチセンサー付きサブ液晶ディスプレイも搭載している。こちらの画面解像度は480×272ドットのままで、Windows上からはメイン画面の下に置かれたセカンダリのディスプレイとして認識されているのも同様だ。

 デフォルトの「ホームモード」ではショートカットアイコンが並べて表示されており、アイコンに触れるとアプリケーションが起動する。並べるアイコンはカスタマイズ可能で、最大15個まで登録できる。このほか、写真のスライドショーを表示する「フォトビューワモード」、地上デジタル放送を表示する「コンパクトテレビモード」、音楽再生用の操作パネルを表示する「ミュージックモード」、電子辞書をサブ画面内で使える「電子辞書モード」などが用意され、「Menu」ボタンで切り替えられる。また、DVDやBlu-ray Discなどのメディア再生時には自動的に各モードの操作パネルに切り替わる。

 基本的な機能は前モデルとほぼ同じだが、サブ液晶ディスプレイの左右にホームモードに戻るボタンや音量調整ボタンをタッチセンサーボタンとして独立させたことで、使い勝手がグッとよくなった。いつでもすぐにホームモードに戻れるようになったほか、操作パネル画面に音量調整ボタンを表示させる必要がなくなり、画面がスッキリして操作がしやすい。

 ただし、メイン液晶が低反射処理されているのに対し、このサブ液晶は表面に光沢仕上げのクリアパネルがあるため照明などが強く映り込み、指紋なども目立つ点は少し気になった。

●基本システムも新世代にリニューアル

 プリインストールされるOSは、32ビット版のWindows 7 Home Premiumだ。下位モデルのFMV-BIBLO NW/G75には64ビット版のリカバリーディスクが付属しており、32ビット版に代えて64ビット版を利用できるのだが、最上位モデルの本製品は32ビット版のみのサポートとなる。おそらくテレビチューナーのドライバかタッチスクエア関連のソフトウェアが64ビットに未対応であるためだと思われる。

 ハードウェアの基本システムは、インテルの新世代CPUのCore iシリーズに対応したプラットフォームにリニューアルしている。CPUはCore i5-430Mで、基本動作クロックは2.26GHzだが、Intel Turbo Boost Technologyによって、最大2.53GHzで動作する。Hyper-Threadingに対応しており、2コアで4スレッドを同時実行することにより、動画エンコーダなどのマルチスレッドに最適化されたプログラムも高速に処理できる。

 チップセットはIntel HM55 Expressを採用する。Core i5-430Mに統合されたGPU機能の出力に対応しているが、本機では外部GPUとしてNVIDIA GeForce GT 335M(グラフィックスメモリは1Gバイト)を搭載している。72個のシェーダプロセッサを内蔵しており、3Dゲームも特別に負荷の高いタイトル以外であれば十分にプレイ可能だ。GPGPU技術のCUDAにも対応しており、CUDA対応アプリケーションで動画のエンコードやビデオ編集などが高速に行えるメリットもある。

 メインメモリはPC3-8500 SO-DIMMに対応し、標準で4Gバイト(2Gバイト×2)を搭載している。データストレージは2.5インチのHDD(5400rpm)を採用しており、容量は500Gバイトだ。2基のメモリスロット(出荷時に空きはなし)とHDDベイには底面から容易にアクセスできる。光学ドライブとしては、前面向かって右側にBD-REドライブを内蔵しており、価格も手ごろになってきたBlu-ray Discタイトルを大きな液晶ディスプレイと迫力のサウンドで楽しめる環境が整っている。

 また、地上デジタル放送に対応したテレビチューナーも内蔵済みだ。テレビ番組の視聴/録画ソフトウェアは、Windows 7 Home Premium付属のWindows Media Centerを利用する。デジタル3波対応ではなく、かつシングルチューナーなので裏番組の録画などは行えないが、付属の赤外線リモコンを使った操作は快適だ。なお、視聴/録画の際にソフトウェアのライセンス認証が必要なため、インターネット接続が必須である点に注意したい。

 通信機能は1000BASE-T対応の有線LANと、IEEE802.11b/g/n準拠の無線LANを備える。本体装備の端子類は主に右側面と背面にまとめられており、4基のUSB 2.0ポート、eSATA、IEEE1394a、SDHC対応SDメモリーカード/メモリースティックPRO対応のメモリカードスロット、ExpressCard(/54と/34対応)スロット、HDMI出力、光デジタル音声出力(丸型)など充実した内容だ。ただ、左側面にUSB 2.0ポートがないのは若干不便で、右側面に縦に並ぶUSB 2.0ポートも間隔が狭くて相互に干渉しやすそうな点は気になる。また、現時点では実用上問題ないとはいえ、SDメモリーカードスロットが最新のSDXC規格に対応しておらず、USB 3.0のサポートが見送られているのは少々惜しい。

●テンキー付きのフルサイズキーボードを装備

 入力環境に目を移すと、キーボードにはテンキーが用意される。主要キーのピッチは約19×約18.5ミリとほぼフルサイズで、キーストロークも3ミリと十分な深さを確保している。Enterキーとテンキーとの間隔は4ミリほどとあまり大きく空いてはいないが、Enterキー自身のサイズが大きめなため、ミスタイプしやすいというほどではないだろう。

 奥行き80ミリと十分な広さがあるパームレストは、ベトつかないスッキリとした仕上げが好印象だ。キーボードユニットの固定はしっかりしており、強めにタイプしてもたわみなどは感じない。キースイッチの反発は若干強めの印象だ。

 キーボードの手前には2ボタン式のタッチパッドを装備する。パッドサイズは79×47ミリと十分な大きさがあり、滑りもよく、クリックボタンの感触も悪くない。左右ボタンの間にある指紋センサーでは縦スクロール操作が可能になっている。また、パッドにはシナプティクス製の多機能ドライバが導入されており、ユーティリティで機能を有効にすれば、パッドの右辺/下辺を利用した1本指でのスクロール機能や、マルチタッチジェスチャーによるつまみズームや回転、2本指ではじく(ページ送りや写真送りなど)などの機能が使える。また、USB接続のチルトホイール付きレーザーマウスも標準で付属する。タッチパッドが操作しにくいと感じた場合はこちらを使えばよいだろう。

 ACアダプタはサイズが56(幅)×148(奥行き)×38(厚さ)ミリと大柄で、重量も約450グラムある。一方、バッテリーの容量は14.4ボルト 5200mAhで、公称の駆動時間は約2.1時間と短いが、持ち運んで利用するモデルではないだけに、どちらもあまり気にならないだろう。

●フラッグシップモデルらしい、ハイレベルのパフォーマンス

 それでは、本機の性能をベンチマークテストで計測してみよう。Windows 7標準のエクスペリエンスインデックス画面は右の通りだ。最も低いサブスコアでも5.8で、ほかのサブスコアはすべて6.3以上とHDコンテンツやゲームプレイも含め、Windows 7を快適に利用できるシステム構成であることが分かる。

 PC USER定例のベンチマークテストの結果も優秀だ。PCの総合的なパフォーマンスをテストするPCMark05で6975、PCMark Vantageでも5318と高いスコアで、特に落ち込みが目立つ項目もなく、どんな用途にも対応できるパフォーマンスを備えているといえる。

 3DMark06のスコアも悪くなく、3Dゲームでも特別負荷の高いタイトル以外であれば、設定次第でプレイできる水準にある。実際のゲームタイトルベースのベンチマークテストもいくつか実行してみたが、ストリートファイターVIベンチマークでは高画質でも快適にプレイ可能なレベル(Rank A)、バイオハザード5ベンチマークでも若干描画品質を落とせば快適にプレイできるレベルのスコアが出ている。FINAL FANTASY XI Official Benchmark 3のスコアもご覧の通りで、このレベルのタイトルならばまったく問題なく動作する。

 静音性はまずまずなレベルで、冷却ファンの動作は負荷に敏感で低負荷時でも常にそれなりの動作音で回転しており、CPUやGPUに高い負荷がかかるとはっきり分かるほど大きくなる。静かな部屋で常時使う場合は耳障りに感じるかもしれない。

 一方、発熱の処理は優秀で、室温22度の室内で一連のベンチマークテストを実行した直後でもパームレストやキーボードなどはクールな状態を保っており、最も熱い底面中央部付近でも最高40度にとどまっていた。

●使っていて心地よい“ぜいたくなノートPC”

 本機はエンターテイメントを楽しむ機能に重点を置いたシステム構成としているため、PCとしての性能はトップクラスというわけではないものの、ベンチマークテストの結果に見るようにどんな用途にも余裕をもって対応できる性能は十分に備えている。Windows Media Centerを利用するテレビ機能はややあっさりしているものの、大きく見やすい液晶と迫力あるスピーカー、安定感のあるキーボードとパームレストを備え、実にコンフォータブルな液晶ディスプレイとスピーカーの品質など、使っていて非常に心地よい、ぜいたくなノートPCだといえる。

 ソフトウェアとしては、オフィススイートのOffice Personal 2007のほか、辞書ソフト、家計簿ソフト、ミニゲーム集などが付属しており、直販サイトのWEB MARTでの販売価格は20万9800円となっている。すでに安売り店では17万円くらいから購入できるところもあるようだ。これほどの製品がこのような価格で購入できるのは、買い得としかいいようがないだろう。【鈴木雅暢(撮影:矢野渉)】

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引用元:精霊物語グランドファンタジア(Grand Fantasia) 専門サイト

2011年2月21日月曜日

ガンホー,「ラグナロクオンライン2」の正式サービス開始

 ガンホー?オンライン?エンターテイメントは本日(9月25日),MMORPGの注目作「ラグナロクオンライン2 -Episode:0 巡りあう大地-」の正式サービス開始時期を延期することを明らかにした。新たなスケジュールについては,後日あらためて発表する予定とのこと。

 同社は延期の理由について,リリース文の中で以下のように説明している。



#####以下,リリースより#####



 「ラグナロクオンライン2」運営チームでは、オープンベータテストに参加いただいている皆様からのご意見、ご要望などを伺い、オープンベータテストの実施状況を見ながら、この秋に正式サービスを開始させていただく予定で現在まで準備を進めてまいりました。しかしながら、今後の正式サービスについて開発元であるGravity社と総合的に協議を重ねた結果、皆様からいただいた多くの貴重なご意見や、ご要望をできるだけ多く、コンテンツに取り込んでいくことにより、現段階よりもっと皆様にご満足いただけるコンテンツとすることができると両社にて判断したため、正式サービス開始時期を延期させていただくことになりました。



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 より良い作品にするための延期ということだが,注目度の高いタイトルであるだけに,多くの人にとって残念なニュースといえそうだ。同社には,ROファンが寄せる期待を裏切らない,いやそれ以上の,完成度の高いゲームに仕上げることを期待したい。



 なお現在実施されているオープンβテストは,予定どおり9月27日で終了となる。

 オープンβテストに参加している人や,本作に期待している人は,セーブデータの移行,RO2関連のキャンペーン/イベントへの対応などについて,下のリリース文,または公式サイトの告知ページでご確認を。

 とくに,10月4日に発売が予定されていた「ラグナロクオンライン&ラグナロクオンライン2 Wパッケージ」は,正式サービス開始時期の延期に伴い,販売が中止されている。すでに予約している人もリリース文に目を通しておこう。



#####以下,リリースより#####



■ゲームデータについて

現在実施しているオープンベータテストにおけるゲームデータにつきましては、正式サービス開始時にはそのままデータ移行をすることを予定しております。

※プログラム改修などの状況によっては、移行することができないデータが発生する可能性もございますので、予めご了承ください。



■パッケージ?チケットへの対応

正式サービス開始時期の延期にともない、以下のパッケージ商品ならびにチケットは、次の通り対応させていただきます。



◎「ラグナロクオンライン&ラグナロクオンライン2 Wパッケージ」

 2007年10月4日(木)発売を予定しておりました本パッケージにつきまして、「ラグナロクオンライン2」正式サービスの延期にともない、販売を中止とさせていただきます。

 すでにご予約購入いただいているお客様へも、ご購入をキャンセルとさせていただきます。

 ご返金に関する対応につきましては、各販売サイト、および店舗からのご連絡をお待ちいただけますよう、お願いいたします。



◎ファミリーマート限定「RO2チケット NEW ACCOUNT 30DAYS チケット」、「RO2チケット 90日プレイチケット」

 予定通り、本日2007年9月25日(火)にて販売を終了いたします。

 このチケットにつきましては、正式サービス開始以降にご利用いただけます。

 ※90日プレイチケットの購入特典「カニヘアピン」につきましては、正式サービス開始後にプレゼントいたします。





《本チケットに関するお問合せ先》

ガンホーゲームズコールセンター:TEL/03-5651-6068(受付/14:00?21:00)

Mail/billsup@gungho.jp





■キャンペーン?イベント、各種賞品の配布について



正式サービス開始時期の延期にともない、以下のキャンペーン?イベントは次の通り対応いたします。

※全てのキャンペーンともに正式サービス開始時にアトラクションIDの削除および、GungHo-IDの解約をされていた場合には当選の権利を失いますのでご了承ください。



◎「ラグナロクオンライン2」オープンベータテスト記念!

みんなで撮ろうスクリーンショットコンテスト!!

 受賞されたアトラクションIDに対する賞品につきましては、正式サービス開始後にプレゼントいたします。配布方法につきましては、正式サービス開始時に改めてご連絡いたします。



◎ID&メルマガ登録でアイテムプレゼントキャンペーン

 10月上旬に当選者の発表をいたしますが、賞品の配布については、正式サービス開始後にプレゼントいたします。



◎みんなでプレイ!お友達を誘っちゃおうキャンペーン

 10月上旬に対象者の方へお知らせ発信をいたしますが、賞品の配布については正式サービス後とさせていただきます。



◎「ラグナロクオンライン2オリジナルWebMoneyプレゼントキャンペーン」

 賞品の発送は2007年9月下旬を予定しておりましたが、2007年10月中旬の発送予定とさせていただきます。



 また、以下のキャンペーンにつきましては、告知内容どおり下記の時期を予定しております。



◎ネットカフェ誰でもプレゼントキャンペーン

 「ラグナロクオンライン」ゲーム内アイテム『たれ猫(白)』:2007年9月下旬頃にWEBヘルプデスクよりお知らせ発信予定



◎公式ブログトラックバックキャンペーン

 『ラグナロクオンライン2グッズ』:2007年9月下旬頃にご登録の住所へ発送予定



◎ラグナロクオンライン2オープンベータテスト参加キャンペーン

 「ラグナロクオンライン」ゲーム内アイテム『野球帽』:2007年10月下旬頃にWEBヘルプデスクよりお知らせ発信予定



※詳細に関しましては、「ラグナロクオンライン2」公式サイトにてご確認いただけます。

 http://www.ro2.jp/




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引用元:SEO対策 | 盛岡市

2011年2月17日木曜日

SCE,4月1日付けでSOEをグループ会社に。オンライン

 ソニー?コンピュータエンタテインメント(SCE)は本日(3月14日),Sony Online Entertainment(SOE)を2008年4月1日付けでSCEグループに加え,PLAYSTATION 3(PS3)向けのオンラインゲーム分野での連携強化を図ると発表した
 SOE自体は今後もサン?ディ
エゴを拠点とし,従来のPC向けオンラインゲームの開発/運営に加え,SCEグループとしての業務も行っていくとのことなので,SOEのPCゲームファンは安心してほしい。今後はSOEのグループ会社化によって,“オンラインゲーム化宣言”をしたPS3でどのようなタイトルが登場するか,要注目だ。

引用元:エミルクロニクル(Econline) 総合サイト

2011年2月2日水曜日

「ファンタジーアース ゼロ」,来春実装予定の新クラス






「FESTA 2007」で行われた運営/開発スタッフトークショー

 MMOアクションRPG「ファンタジーアース ゼロ」(以下,FEZ)は,かつてスクウェア?エニックスによって「ファンタジーアース ザ リング オブ ドミニオン」のタイトルで運営されていたものが,ゲームポットに移管され,月額プレイ料金無料のアイテム課金制を採用して生まれ変わったタイトルだ。

 9月28日の発表によると,累計会員登録数は30万人を突破。話は前後するが,9月22日に行われた初のオフラインイベント「FESTA 2007」には約3000人ものプレイヤーが集まるなど,ここに来て大きな盛り上がりを見せている。

 そんなFEZの,待望の新クラスを含んだ今後のアップデート情報を入手したので,本記事でまとめてお伝えしよう。大枠は,FESTA 2007で行われた運営/開発スタッフによるトークショーで語られた内容ではあるが,より細かな部分も明らかになっている。FEZのプレイヤーは,ぜひご一読を。





新クラスは「ブレイド」「アサルト」「リリクト」


既存クラスのスキルにも新要素が




 トークショーで,2008年春までの実装を予定している新クラスとして,“戦闘に特化したクラス”“罠を駆使するクラス”“支援型のクラス”の三つが挙げられていたが,ここでは,新クラスの仮名称や特徴(構想段階のものも含む)が記載された資料を紹介しよう。

 新クラスのイメージイラストも含め,ここで紹介しているものはすべて企画段階のもの。開発が進むことで,変更される可能性も大いにあるということを,あらかじめご了承いただきたい。








●ブレイド(仮)

?両手剣を装備して戦う,攻撃特化型クラス

?敵に攻撃を当てると専用のゲージがたまり,これを消費して強力なスキルを発動できる

?相手のHPを吸収するスキルなど,敵に攻撃を当てれば当てるほど長く前線にとどまれるクラスになる予定

?コンボ攻撃などは,実現可能か否かを現在テスト中

?「フォーム(構え)」を切り替えて戦うと,同じスキルでも攻撃動作が変化する……といったアイデアもある

?相手に対し,呪いの状態異常を与えられるようにする予定。呪いにかかると,スキル使用時に呪いのレベルに応じ,消費Pwの何%かのダメージを受ける。スキルを使用しなければダメージは受けない












●アサルト(仮)

特徴

?罠を扱えるクラス。武器はナックル

?罠を駆使して敵軍をかく乱したり,ダメージを与えたりできる

?罠は設置するタイプと投げるタイプを予定

?設置するタイプは,敵が踏む/リモコン状のスイッチで起動することにより,範囲内の敵にダメージを与えたり,状態異常を引き起こしたりする。基本的に,味方が設置した罠によって,味方が被害を受けることはない

?設置した罠は,敵から見えるもののみならず,見えないものも用意する予定(設置するタイプは見えるようにしたい)。また,罠の解除はどのクラスでもできるようにする

?罠を解除できるのがアサルトのみだと,戦争時のアサルトの人数によって戦況への影響が大きくなってしまう可能性があるため,設置した本人がダメージを受けたら解除されてしまうような方向で検討中

?蹴り系のスキルを用意する予定。エネルギー弾のようなものを飛ばすスキルもあるかも?

?接近戦が主体になるが,射程はそれほど短くならない予定

?ワイヤーを使ったアクションも考えている。例えば,ワイヤーを当てた敵の懐に瞬時に飛び込んで攻撃するなど。逆に,敵を引き寄せる使い方は強力すぎるため,考えていない

?相手を混乱の状態異常にさせられるようにする予定。混乱すると移動操作の方向が逆になる








●リリクト(仮)

特徴

?楽器を武器に戦い,さまざまな効果を持つ歌で味方を支援するクラス

?味方の攻撃力/耐性など,戦闘能力を強化できるスキル(歌)を得意とする

?歌は,自分の周囲にいるすべての味方に効果があるものと,単体をターゲットして発動するものを検討中

?攻撃力は低いが,音波で攻撃することにより,防具を無視してダメージを与えられるものもある

?強化の上昇値が高すぎると戦場で必須のクラスになってしまうので,バランスは慎重に調整していく

?自分の周囲に効果がある歌は,効果範囲が非常に狭く,効果時間も短いものにする予定。スキルレベルが上がると効果が上昇するのではなく,効果範囲や効果時間がアップするようにしたい

?敵のスキルの消費Pwを増加させるといった妨害もできるようにする予定

?ほんの数秒だが,単体の移動スピードをアップさせるスキルなども考えている。ただし,スピードアップ中にダメージを受けたり,スキルを使用すると解除されるようにする

?相手を睡眠の状態異常にできるようにする予定。睡眠中は一度攻撃されるまで身動きがとれなくなる。起こされたあとは,睡眠に対して一定時間耐性がつくようになる

?睡眠はスタンと合わせて使うと非常に強力になってしまうので,どちらか一方しかかからず,連続でスタン → 睡眠と繋がらないようにする方向で考えている



 ゲームポットは,新クラスの導入によって新しい遊びを提供することを目的としているという。どのクラスも,広い範囲で戦況を見る目と,状況に応じてスキルを使い分ける腕がないと,真価を発揮できないようなバランス調整が施される予定とのことなので,中級者以上を対象としたものと考えていいだろう。

 そういったこともあり,既存3クラスをある程度使いこなせるプレイヤーが,新クラスの獲得(あるいはクラスチェンジ)できるような形で条件設定が行われる模様。なお,新規キャラクターが選べるデフォルトのクラスは,既存の三つのみ。

 また,クラス間の3すくみは,新クラス同士で完結する相性設定が行われ,既存3クラスには影響が出ないようになるそうだ。



 新クラスの実装に合わせ,既存3クラスにそれぞれ新スキルを追加する予定もあるという。これも現段階では,検討段階のもののようだが,ある程度の方向性は決まっているようだ。



●ウォリアーのスキル

?防御力を一定時間上昇させるガードレインフォースを,盾を装備していない状態でも発動できるようにする

?防御力が下がる代わりに,攻撃力が上昇するスキルを追加する予定。なお,このスキルとガードレインフォースを同時に使用することはできない。戦況に応じ,攻撃重視か防御重視かで使い分けるようなイメージ



●スカウトのスキル

?敵の攻撃を瞬時に回避するバック転のようなスキルを考えている

?敵が所持しているクリスタルを盗むスキルなども検討中



●ソーサラーのスキル

?既存の炎/氷/雷の3元素以外にも,風などの他元素を増やす可能性がある

?“炎が強くなる詠唱”など,複数の詠唱についても検討中





装備強化システム,新召喚モンスターなど


このほかのアップデート計画




 前述のトークショーでも触れられていたが,新クラスや新スキル以外にも装備強化システムやアクセサリ,市街地戦マップ,新召喚モンスターなど,さまざまな新要素の実装が予定されている。



●装備強化システム

?強化アイテムを使用することで,武器や防具の能力値を上昇させられるシステム

?武器のエンチャントスロットを増やすことも可能になる予定

?強化に使うアイテムは,リングかオーブで購入できる。ただし,オーブアイテムのほうが,少ない回数で上限値に達しやすくなる予定。もちろん,リングで購入するアイテムでも何回も挑戦することで上限値まで強化できる

?強化回数には制限があり,基本能力の低い装備がレベル40装備と同等の性能にはならない予
引用元:RF online Z 総合サイト